なぜ、契約が打ち切られたり、事業から撤退を余儀なくされるのか?

起業失敗談

こんにちは。「崖っぷち社長」こと殿木達郎です。
「契約打ち切り」なんとも恐ろしい言葉ですね。
始まりがあれば終わりがある。仕事も同じで契約に永久ということはないのが現実です。
そんな契約打ち切りや事業撤退についてのエピソードを書籍から抜粋しました。

崖っぷち社長の僕は、会社を経営している十五年間に、何度も梯子を外されました。信頼していたスタッフや、経営の片腕になってくれた仲間が去って行ったときは、なんとも切なく、やるせない思いに胸が痛みました。立て続けに裏切りに遭うと、「信頼ってなんなんだ」って、相当な人間不信に陥ってしまいます。また、裁判で争ったときは虚しくなりましたが、それでも自分を奮い立たせて会社を続けてきました。

それができたのも、僕がかなりの楽天家であったからです。しかし、楽天家の僕でも、もうこれ以上は無理かもしれないという思いにかられたことがあります。それは、会社にとって大事な契約が突然打ち切られたり、また思いをこめた事業から撤退を余儀なくされたときでした。

会社の事業計画は、今やっている仕事が継続することが基本で、そこに新たな事業が増えて会社が発展していく—これが理想です。ところが、現実はそうはいきません。新たな事業計画は実現しないまま頓挫し、さらに継続中だった契約が打ち切られてしまう荒波の中を、なんとか船を沈ませないように舵取りしていくのが社長の役目なのですが、会社という船は思わぬときに暗礁に乗り上げ、また大破することもあるのです。

なぜ、契約が打ち切られたり、事業から撤退を余儀なくされるのか?

この続きは、  『崖っぷち社長が教える! ピンチを乗り切る「なぜ?」「どうする?」の使い方』 の161~165ページをご覧ください。

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